ギルスターがいろいろ書きますよ

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ゲレクシス 漫画 読んでみた

2巻と短いものの作者から生み出される独特の世界観。

この結末はどうなるのか。

 

題名 ゲレクシス

作者 古谷実

 

まず初めに、序盤から徐々に引き込まれ主人公が表紙に乗っている奇妙なケツ頭の生物になりますが。その終わりは唐突に訪れ、また唐突に始まりこの物語は終わります。

今回はネタバレ多めと自分の考察感想書かせていただきます。(全2巻)


主人公「大西たつみ」

バウム店の店長であり、バウム一筋で40歳で独身の男。気になる女性に会いにいき表紙の生物になる男。

 

バウムに働くバイト「倉内ゆう子」

店長を良くいじり、店長の唯一?の話し相手(頼れる相手)

 

「モウソウ」

女だと思ったら、変な卵頭の生物になり、主人公に触れるとケツの生物にした元凶
口調はオレ。

 

「正気」
森で出会うドデカい顔の生物。親友になりたがり主人公とファーストキスもする。

「純平」
毛でもじゃもじゃ、森の中の小屋で出会う。 どうやら主人公と同じ体験をしており、人間に見つかると死ぬと教えてくれる

 

◆話の始まり◆
バウム店から始まり仕事を終え、ゆう子に誕生日だと伝え飲食店に。
そこでゆう子にいじられながら、店長は恋をしていると相談。
ワクワクが止まらないゆう子は、公園にいき確かめに行こうと提案するが・・・・

実際に行き恋している女がそこにはいた。 が  主人公の店長しか見えていない。
思い切って話しかける店長。振り向く女。が次の瞬間卵のような顔のでかい顔に変わる。

これはモウソウなのか?といい卵頭と話を続け体を触れる提案を受け入れ、自身も今日な顔のでかい頭がケツの生物になる。

バイトのゆう子を呼ぶが、ゆう子からは姿は見えなくなっており、それにその場から動けなくなった。


◆首がもげて山の中で新たな仲間に◆

モウソウと話すと動けなくなってもう何年もたってるようで、お腹もすかないし死ねないらしい。
困っているとモウソウ頭がもげるのだ。 もげた頭は時間がたつと体が生えてきて自由に動けるようになる。主人公も真似をしもいで自由に動けるが、なぜかお腹が空き喉も乾く。どうやら代償に死んでしまう体になったらしい。
色々含め公園を出て、この事態を打開しようとするが一歩出るとそこは森の中。どうやら山奥にいるようだ。
水を求め歩いてると地面にある、お茶のペットボトルから日本の可能性が高いとわかるがそこで新たな仲間「正気」と出会う

正気はいきなり、オレとッ死ぬまで一生親友なるか?といってくる
困惑しながらも主人公は正気を追いかけ仲間だし一緒に探そうと言い、正気とキスする(あっちが急にしてきた)

◆毛だらけ純平出会いと別れ◆

三人で水探しをしていると、山小屋に着く。
人間がいるかもしれないと考えてる途中でも気にしない「正気」は山小屋に向かい水をくださいと声掛けをする。
出てきたのは人間ではなく毛だらけの「純平」。三人と同じくもげてこうなったことかつて仲間がいたが人間に見られなくなったこと。近くに集落があることを教えてもらう。 
次の日森で迷子になった「正気」が木にしゃべりかけられどうしてこうなったか聞いたのだ。
その内容は、自分たちのことは「ゲレクシス}と呼ぶこと。この世にいてもいなくてもいい比率が完璧に半々になった人間が希にこうなるようだ。と
それと人間に戻ることはあれどいつになるかわからない。それは突然なるらしい。。

最後に木は純平は三日前に人間に見られたのでに死ぬといわれた。と
4人はその内容を共有してる最中に、純平は首がもげ内臓らしきものをまき散らし死亡。
墓を建てた後、必ず生き延びて人間になると誓うのであった。

◆作戦実行からのバウム喰いたい◆

ごはん問題が発生していた。それは雑草やキノコ、アリや土などしか食べられず、このままでは耐えられないので、近くの集落に行き携帯電話を奪いそれで、ゆう子に物資を持ってきてもらう作戦を実行する。
夜にこっそり民家に近づき門の右に入ろうと計画し実行するが・・・立ションしてるおっさんに目撃され、すぐさま退散し絶望する。
あと三日の余命。死ぬ前にどこで死ぬか話す。
モウソウは公園。店長はバウムの店。正気は死ぬまで店長の傍・・・
正気はバウムを食べたいと言い出し、店長は最後にバウムを焼くため道を走る車を捕まえヒッチハイク??に成功。

◆この物語の最後◆

店長はゆう子に連絡しバウム店で合流。
状況がつかめないゆう子。確認のためいつものいじりで確認し店長なのかもとおもうまで行く。
ゆう子にこれまでの経緯を説明し、辛気臭くなったのでバウムはお預けで店のレジの金でビールやジャンクフードで喜び騒ぎながらそのままぐっすり。
寝ていると主人公に純平が問いかけてくる。
どうやら何者かに伝言を頼まれたようだ。大西さんだけは原因不明ですって。わからないんですって。よかったですね。他の人はだめみたいですけど。というと
ゆう子と外食しているシーンになり、目を覚ます。どうやら誕生日を祝うために来た飲食店に時間が戻ったみたいだ。

慌てる主人公。公園に向かいモウソウ達を確かめに行く。だが・・・いない。最高のバウムをふるまう約束は果たされなかった。
時間は流れ一年後。いつものいじりをするゆう子。店長はいまだにモウソウ達のことを思い続けていた。民家に入るときに見つからなければと悔いる主人公。毎日公園に何度も確認に行くほど。
しかし主人公は後悔のために行くのではなくまた現れた時に、あそこにいくか思いながら行ってるようだ。
仕事帰りに公園に向かう店長。モウソウと出会った木に向かい想いをつぶやいた次の瞬間

バキッ           ん?



高速道路にたたずむケツ頭の主人公がそこには立っていた   
終わり


◆感想◆
読んでてモウソウと会い主人公がケツになるところは、独特の世界観が始まるワクワク感がありますね
きもかわいい??キャラ達がいいアクセントでどうこの状況に対応するか楽しみでした。
それだけに急な終わりと最期でおいてかれました。
◆考察◆
うーん主人公の妄想なんかな?
半生を聞かれて何もなかった主人公が無意識に恋や親友やバウムを食べてほしいなどの気持ちが作り出したのかな?純平以外はモウソウと正気なので、もしかしたら純平は小さいときに関わってた子なのかもしれない。集落も思ったより小さいという説明から主人公が今までかかわってきた人間の多さを表してるとか?
最期のバキッは木の枝が壊れて気絶的なものが起きて再びゲレクシスになったと考えて自分は無理やり納得させました。
ただ高速道路なのは意図が組めなかったです。