ミスミソウ 漫画 読んでみた
最近ゲームするよりも本を読むことも多いのでネタバレ控えて短い感想を書こうかなと
著者 押切蓮介
まず初めに、これを読んだことがない人に向けての注意として。20話で話が終わる(3巻)
あと、これは気持ちの良い漫画ではないということ。つまり完全なBADENDな漫画なのでそれを理解して読んだほうが良い。
主人公の女の子は田舎に引っ越し学園生活するのだが、はじめから理不尽なえぐいいじめを受けている。
読み進めると家が火事にあい家族母と父を焼死体になり妹も生き残るが虫の息で病院に入院。その火事は学校のクラスメートが犯人なんだが。いじめ問題にしてはやりすぎて
なぜそんな悲惨な目に?となるだろう。
◆主人公のクラスメート
クラスメートたちは「どれもサイコ野郎。」傷つけるという行為に対して申し訳ないという思いを誰も感じられない。
針で刺したり、画鋲で背中キック、ボウガン使っての殺人未遂
これらの行為に笑って楽しむ者たちなのだ。
火事を起こす理由は主人公が不登校になり、学校が来ないためもともと標的にされてた子がいじめにあい。主人公の家を燃やす展開になる。
実行犯は一人ではなく、複数で実行。
◆担任の女教師
過去にとあるトラウマから、女教師はこのいじめ問題に積極的ではない。
しかし、生徒たちに対して嫌な感情は持っている。
◆味方の優しい男子生徒
カメラで写真を撮っている男子生徒。序盤に主人公と会いミスミソウの話をして仲良くなる。「はにかみや」と主人公を誉めていた
とまあざっきゅりとした登場人物たちの紹介
こっからは流れについて書きます
◆復讐開始
火事を起された後に学校に通い始める主人公、犯人たちの女子側は焦ります。
そこで呼び出し灯油をぶっかけ…火をつけられそうになるのです。
ここで主人公はそこにいた人を殺します。
抵抗しなかったら間違いなく死んでいたでしょうね。
ここから彼女は復讐をしていきます。
◆百合的部分と歪んだ愛情
この話には、それぞれ愛ゆえに傷つけてしまうのです。
それは、ある何人かのキャラが持っているのですが、好きだからこそしてしまう。というのと、実は求めていたからしてやるんだ的な暴力性。
うーんいい的確な例えが出ませんが、物語の終盤に明らかになります。
◆結末
最初に言ったように、気持ちの良い終わりではありません。
登場人物全員不幸で終わります。そこに救いはないです。
◆感想◆
ここからは私の感想ですね
ハイスコアガールから知ったのですが、ここまで暗い話だとは…しかしいじめに関しては、はじめからぶっ飛んでいて、田舎の少年院の子が集まっているのかと思いました。
それに躊躇ないグロ描写。復讐シーンや死のシーンで内臓など出ています。
が、それでも主人公の強さには目を見張る部分があるかな。覚悟の違いで強いのかも
。
ある程度復讐を終えた先に見える新たな脅威。クラスメート全員がサイコ野郎なので仕方ないですね…
大津馬中学という名前なので大津のいじめと関連があるかと思いましたが、ミスミソウのほうが連載は早いので関係なさそうですね。
というかいじめの域超えてる気がするんだが、田舎のいじめはこれがデフォなのか・・・?
◆最後に◆
今回はなるべくネタバレなしで書きました。
再び自分が見るときにあまり思い出さないためにも
ただ今後違う漫画の感想を書くときに、がっつりネタバレありで書く場合あるかな。
感想もあのシーン紹介したくてもネタバレ込みになるから書けなかったし。